岸和田祭り、わたりがに、水なす

やっと9月の声を聞き、涼しくなることが期待されます。 9月と言えば、岸和田だんじり祭りがあまりにも有名ですが、泉州ではその他の地域でも岸和田に負けじと年々盛大なだんじり祭りが繰り広げられています。 重さ4トン余で総欅作り造り、全体に施された戦国絵巻などの綿密な彫り物は動く芸術品です。曳き手、屋根の上で蝶のように舞う大工方、だんじりを左右に操る前梃子と後ろ梃子、それに鐘、太鼓、笛の鳴り物係、各…

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水なす作りに賭けて

 泉州水なすは、昔から地元で作られていた「上之郷なす」と「巾着なす」を掛け合わせて作出されたと言われています。多くが皮ごとお漬物となるため、美しいナスを育てることも必要とされます。1本の木に約60個の実がなり、果実はギュッと絞ると滴り落ちるほど水分が多いです。農家の人々は夏の農作業時に水分補給に水ナスを食べたと言われます。 「水なすは甘い。美味しい水なすは、卵形で艶も良い。お尻に艶が無くなると…

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水なすと鱧(ハモ)・鰻(うなぎ)

 焼いた水なすを冷めないうちに冷水に浸けると、サッと皮が剥けます。縦に裂いて食べるのは、浅漬けの場合と同じです。表面は香ばしく、中はとても水々しくジューシーで、浅漬けに匹敵するくらいに焼いた水なすは美味しいです。 焼き水なすに添えて向くのが(と言ったら漁師さんに怒られそうですが・・・)、同じく関西では春から秋にかけてよく出回る「鱧(はも)」でしょう。 いわゆる骨切りしたものの照り焼き…

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