水なすの栄養と期待される効能

 水なすに限ったことではありませんが、一般的には広くナスの効能として眼精疲労予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予、がん予防などが期待されるものとしてあげられています。  水なすの皮にはアントシアン系色素である「ナスニン」というポリフェノールの一種が含まれています。ナスニンには発がんを抑制する抗酸化作用があり、眼精疲労にも効果があるといわれています。そのため、水なすを調理すると…

続きを読む

意外と暑さにも弱い水なす

 熱帯地方原産の野菜だけに、水なすは寒さに弱いです。逆に夏場の暑さも限度を超えると木が疲れてしまい、水なすも弱ってしまいます。水なすは、意外と暑さにも弱いのです。水なすのお漬物がお中元などの贈答品として需要が増える7、8月は、水なす出荷の最盛期であり、一日の収穫量はそれまでと比べ数倍になります。真夏のビニールハウス内の温度は40℃近くに達することも珍しくありません。湿度も高く、体を使う作業なので…

続きを読む

水なす栽培の温度管理

水やりや整枝・葉欠きなどと並んで、水なす栽培を難しく複雑にしている要因として、「温度管理」があげられます。 植え付け後の温度管理  水なすの無加温ハウス栽培の場合、植え付け後はまだ1月、2月の真冬ですので、ビニールハウスのサイド窓は晴天の日の日中でも閉めたままです。温度は全てハウス内の畝ごとに2重に設けたトンネルの裾の開け閉めで管理します。晴天の日はトンネルの片方を上までたくし上げた全開…

続きを読む