収獲は順調です。

今年の水なすの定植は、1月末と2月下旬の2回に分けて行ないました。2~3月に予想以上の寒波が到来し、定植直後の苗の生育に影響が出ました。1月末に定植したものは、何とか順調に成育し、花を付け結実したものの、2月下旬に定植した分は、寒波の影響を受け1番花が結実したのかどうかすら分らない状況となりました。そして4月となり、両者の生長格差は決定的なものとなりました。現在1月末定植のものを中心に、何とか収…

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水やり10年

水ナスの栽培ほど水やりの難しい作物はないです。その名の通り、水ナスの果実は緻密で水分を多く含んでいます。そのため、水やりは晴天の日は何も考えずに毎日やり続ければいいように思われがちです。しかしそれでは根は張らず、水ナスの収量は落ちてしまいます。特に、定植から間もない期間に水を過剰に与えすぎると、その水なすはいわゆる「いじけ易い」木になってしまいます。そのため、その個体は、少し太陽が当たり過ぎただ…

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トン打ちに追われる毎日です。

水ナスの全栽培期間を通じて、行なわなければならない作業にトン打ち処理と言うものがあります。正直、とても面倒な作業です。でもこれをサボると、良い水ナスはできません。いやでも好きにならなでれば作業なのです。 ホルモン処理は「トマトトーン」と言う商品を使って行なうので、通称「トン打ち」と呼ばれます。トン打ちは露地栽培では不要ですが、トンネル栽培では必須です。特にナスは35℃以上の高温や15℃以下の低…

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