炎天下、水ナスの水やりは!!

春に3~4日に1度の水ナスへの水やりは、梅雨明け後には2日に1度くらいとなり、さらに真夏には毎日となります。しかしまだ5月ながら30℃近くの気温が毎日続くとなると、もはや真夏に近い水やりを考えなくてはなりません。
 水なすは、他のナスに比べると、豊富な土壌水分を必要とします。梅雨期は心配ありませんが、その後の真夏の高温・乾燥には弱いです。開花や結実が悪くなるのも、艶なしの「ボケナス」も、皮が硬くなったり日焼けするのも乾燥・水不足が原因です。
 ただし、こうした水やりの頻度は、どれだけ日常の整枝や葉欠きを頻繁に行なっているかということと重要な関連をもっています。枝葉が込み合い、不出来な果実が見るからに余分にぶら下がっていると言った状況では、1日1度の水やりでも次第に汚い畑となってしまいます。常に整枝や葉欠きをおこない、乾き具合を確かめながら水やり、と言った基本的なスタンスは春~夏の間の管理でも違いがありません。

水やり(土表面の湿り具合を確かめる)003[1].jpg
実際の水やりは土の乾き具合を手の平で確かめてから

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