水なす作りに賭けて

 泉州水なすは、昔から地元で作られていた「上之郷なす」と「巾着なす」を掛け合わせて作出されたと言われています。多くが皮ごとお漬物となるため、美しいナスを育てることも必要とされます。1本の木に約60個の実がなり、果実はギュッと絞ると滴り落ちるほど水分が多いです。農家の人々は夏の農作業時に水分補給に水ナスを食べたと言われます。
「水なすは甘い。美味しい水なすは、卵形で艶も良い。お尻に艶が無くなると、綺麗に漬かりにくくなると」殆どのお漬物屋さんは言います。
 農家では、ハウスで1月下旬から苗を植え始め(露地栽培では5月中旬)、早ければ4月には出荷が始まります。一番美味しい旬は意外と5~7月上旬。皮が柔らかくなり、甘さが増します。日中の気温が30度前後で、夜温が20℃あるかないかの時期が一番美味しくなります。

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