極小農園だからこそ出来ること

なす伝は数ある水なす農園の中でも最小規模です。間口6メートル、長さ30メートルのビニールハウスが3棟にしか過ぎません。他は小さい所でも7~8棟は有しているので、間違いなく最小です。
でも小さな規模だからこそ可能なことも沢山あります。

お世話になっております。泉州水なすの なす伝の吉川です。

まず、一つ一つの木々にかけられる手間隙の多さです。もともと水なすは手間のかかる作物です。葉欠き、剪定、誘引、受粉、その他これでもかと言うぐらい次々に作業があります。大きな農園ではこれほど各木々に時間はかけられません。

水や肥料のタイミングを逃さないこともメリットです。水分が多い瑞々しい水なすを収獲するためには、これは大切なことです。

病害虫をいち早く見つけ、先手を打つことも減農薬を図るうえでとても重要なことです。真夏の作物である水なすは、無農薬は無理です。しかし限りなく減農薬をはかることは先手必勝の防除対策で可能です。

小さな農園ながら、なす伝では出発当初から畑での生産と水なす漬けの製造を併行して行なっています。これは水なす漬けの出来不出来は、どれだけ良い水ナスを畑で作るかで8~9割は決まってしまう、というためです。畑作を他人任せにしてしまうと、どうしてもお漬物に不向きな水なすの果実を使わざるを得ません。なす伝では徹底的に選別して、お漬物に向いたA級品のみを使用しています。

これからもなす伝では業界最小ということのメリットを追求してゆきたいと思っています。

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