先日、野菜の直売所からの連絡が入り、当方の出荷した水なすの一部に実の中が空洞であった旨のクレームがあった、とのことでした。
お世話になっております。水なすのなす伝 の吉川です。
実の中が空洞になる=空洞果の原因は複数考えられます。
まず、育てる環境が高温すぎたことがあげられます。余りに高温過ぎると生育が悪くなり、空洞果となる可能性があります。また高温で乾燥が進み、空洞果も増えやすくなります。
水不足も考えられます。水なすの実は水分がたっぷり含まれていて、しかも葉が大きいため、水分の蒸散量も多いのです。
そんな中、水分不足の状態が続くと、空洞果となる可能性があります。特に苗を定植したの後の7~10日間程度は根張りをよくするため水分管理を怠らないことがひつようです。
さらに、樹勢の衰えも考えられます。高温、水不足、肥料不足などからくる成り疲れにより、樹勢が弱ると空洞果となる可能性があります。
このような中で、収穫が遅れると、空洞果が発生し易くなります。
特に水ナスは、若採りして食べるのが美味しい野菜なので、あまり長く枝に付けておくと、熟して実の中がスカスカになることがあります。
いずれにせよ、空洞果になると全体の食感お悪くなるので、これらは早めに処分して、株全体を仕立て直すことも必要になります。
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